
Sounds We Cannot Hear – Protomartyr の和訳。7作目のアルバムとなる「Hotel Usona」からのリードシングル。本作ではアメリカという国を「老朽化したホテル」に見立て、各楽曲はその一室として、トラブルを招く客がそれぞれ宿泊している。この曲では悲劇や苦しみをコンテンツとして消費する現代社会において、感覚が麻痺し、「声」が聞こえなくなっていく姿を描いている。
シングル・アルバム情報
ミュージックビデオ・オーディオ
和訳
夜明けから更に81人が死んだ
天井を這い回る蜘蛛
隣から聞こえる呻き声
来るのか、去るのか、分からない
親指のタップ、スピーカーからの空爆音
その別荘に二つの爆弾が落とされた
骨ばった子供たちを映す縦画面
セレブが笑い、重さは消えた
お前の耳にはただの雑音
(稼がねばならない)
それが、そこで待っているもの
(ただ生き続けねばならない)
俺たちに聞こえない音
スクロールが一日を歪める
詩人は叫ぶ「さよなら、みなさん!」1
オリザバ号から飛び降りた
カリブ海を横断する時に
また別の卑劣な会社に狙われる
それは耐えられない重さ
(稼がねばならない)
それは感じ取れない罪悪感
(ただ生き続けねばならない)
俺たちに聞こえない音
脚注
- アメリカの詩人ハート・クレインは、カリブ海を横断する汽船オリザバ号から身を投げた。飛び降りる前に「みなさん、さよなら!」と言い残したされる。 ↩︎
歌詞

