
Boots on the Ground – Massive Attack の和訳。2020年のEP「Eutopia」以来のリリースとなるシングル。この曲はトム・ウェイツとの共作で、権威主義に傾く国家、警察の軍事化への反発を荒々しく歌ったプロテストソングとなっている。ミュージックビデオにはアメリカの写真家 thefinaleye による作品が使用されており、2020年に発生した白人警官によるジョージ・フロイド氏の殺害から、2026年のICE(米移民・関税執行局)の強制捜査に至るまでの歴史をモンタージュ映像として捉えている。
シングル・アルバム情報
ミュージックビデオ・オーディオ
和訳
ヘリコプターの穴から垂れ下がるデカい足
大音量の重苦しいリズム、今すぐやれ!
茶色で、攻撃的で、若く
バカで精液だらけ
海兵隊は何のために使うんだ?
これは狂った機関銃戦争だぞ
お前のブーツは地を踏んだ1
地上のブーツ
地上のブーツ
地上のブーツ
俺たちはお前らの生垣を剪定して、お前らの戦争を戦う
塹壕で待ってろ、果てるまで俺たちは暴れてやる
地上のブーツ
地上のブーツ
蟻の軍隊の中で、ピカピカの弾丸として生まれてきた
そのラッパを鳴らせ、寝る時はパンツ一丁
デカい乳、デカい乳
俺たちは声を荒らげ、街を焼き尽くす
地上のブーツ
地上のブーツ
この街を銃撃する
ジミー・ホッファが見つかるまで、穴の中に隠れて2
このブーツで地面を踏んだ
で、弾が尽きたら、チンって音がする
お前の軟骨は全部どこにいったんだろうな?
地上のブーツ
地上のブーツ
で、この連邦政府の野郎どもは何様なんだ?
膨れ上がったダニみてぇに上院に隠れやがって
空調の効いた場所でローファーを履いてる連中
軍隊のポスターで埋め尽くされた部屋で座ってやがる
石炭はダイヤモンドへ、投票は法律へ
搾り取れるだけの血を使って行われるキャンペーン
世界を作れ、兵士はただの粘土だ
兵士一人の重さはどれだけだ?
足首を切られて、投げ捨てられるだけだ
地上のブーツ
サタンの蹄のように冷たく、熱い
世界が回り続ける中、俺は屋根の上に隠れる
俺は全く知らない褐色の男を殺した
男は唾で窒息して、顔は青ざめて
黒い血を飛び散らせた、そのヒレをよじらせて
その場で死んだ、俺は男の鼻から真珠を奪ってやった
雲の舌から吐き出された灰色の煙
男は砂の中で腐敗した、最後に見つかったものは
地上のブーツだけ、地上のブーツだけ
見つかったものは地上のブーツだけ、地上のブーツだけ
脚注
- 「boots on the ground(地上のブーツ)」は敵国の地に降り立った戦闘部隊を意味する言葉。「兵士たち」を「ブーツ」と呼ぶことで、人間個人として扱われていないことが強調される。 ↩︎
- ジミー・ホッファはアメリカの労働組合指導者だった人物で、1975年に失踪した。行方不明のまま1982年に死亡宣告された。 ↩︎
歌詞

