
Tulsa, OK – Vince Staples の和訳。6作目のアルバム「Cry Baby」のボーナストラック。この曲は1921年に発生したタルサ人種虐殺を取り上げている。タルサのグリーンウッド地区はブラック・ウォール・ストリートと呼ばれるほど裕福な町だったが、白人暴徒によって破壊された。この曲では解放運動を継承しようとしない偽善者への苛立ちがつづられている。
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和訳
オクラホマ州タルサ、街角でうろつく、悪魔の支配
金を手に入れる道中で、ブラック・ウォール街は燃え上がった
日曜の朝、教会の席でハレルヤと叫ぶ奴
牧師の説教が終わると同時に、そいつは態度を変える
吠えるだけで、誰が噛みつく?行進だけで、誰が戦う?
こんなこと言って「ご主人様、どうかお願いします」
人種戦争って言うなら、そっちの犠牲者はどこだ?
お前ギャングスターなんだろ?
じゃあ銃を戻せよ、構えて、引け
ぶつかる気がないなら、木をつかんどけ1
俺は向かう、今すぐ
クソ野郎、なんで俺にキレてんだ?
最近この辺の生活は厳しい、俺は誕生日ぐらいケーキをもらってるけど2
備えろ、いずれバックアップが必要になる、哀れなご主人様が検察官を呼ぶだろうし
アンクル・サムは知ってるだろ?でも従弟のリコは知ってるか?3
お前ら黒人どもは止まらない、俺たちのヒーローを全員殺すまで
なんで俺たちの子供たちにそんなマネができる?イカれてんのか?
俺を育ててくれた自慢の黒人たち、その虚ろな目で満たされる悪夢
それを見るのは悲しい
ぶつかる気がないなら、木をつかんどけ
俺は向かう、今すぐ
クソ野郎、なんで俺にキレてんだ?
よし、名前を挙げていこう
ショーン、誰か抜けてたら教えてくれ、いいな?
一緒に考えよう、お前もな、コーリー
アサタは死んだ、ストークリーは死んだ、ヒューイは死んだ、フランク・ディグスは死んだ4
ボビー・ハットンは死んだ、フレッド・ハンプトンは死んだ、バンチー・カーターは死んだ
エルドリッジ・クリーバーは死んだ、でもあいつらは俺にキレてくる
そのビートが嫌いだからって
クソ野郎、なんで俺にキレてんだ?
脚注
- 「木をつかむ」は、木で首を吊ること(白人によるリンチの象徴)を指す。 ↩︎
- 「cake」→「ケーキ」「金」の意味。 ↩︎
- 「リコ」は「RICO法(威力脅迫及び腐敗組織に関する連邦法)」のことで、アンクル・サムのように強い国家権力の象徴である。 ↩︎
- アサタ・シャクール、ストークリー・カーマイケル、ヒューイ・P・ニュートンなど、黒人解放運動の指導者の名が挙げられている。 ↩︎
歌詞

