
Call Home – Aesop Rock の和訳。前作の「Black Hole Superette」からわずか5か月後にリリースされたアルバム「I Heard It’s A Mess There Too」からの曲。この曲は権力やテクノロジーに操作されている人間の姿をカートゥーンのように誇張し、シュールかつユーモラスに終末世界を描いている。
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和訳
友よ、俺は願う
お前が必要なものを見つけて、なるべき姿になれるように
友よ、俺は願う
お前が言いたいことを言って、その洗脳が解けますように
夜のマントで覆われる、聖水、折り畳みナイフ
ジッパーを開けるとショートパンツにもなるズボン、吸うことも塗ることもできる草
いじめっ子はボールにして丸めて、耳を引っ張って、目を突いてやる
間抜けどもに集中して、増殖させてカルト化させよう
コインを握ったその手、俺は繋ぎたくない
旅行者の耳を四つ裂きにして、おもちゃの国へ向かわせろ
「ボン・ボヤージー」と、バッグス・バニー風に見送る
お前は髑髏と剣になるか、完全に効力を失うかだ
お前たちが見てきたもので、俺は最も絶望的な空気を放つ
下水道の蓋がポンっと飛び、鳥たちがジョーズのテーマソングを歌いだす
陥没孔が開くと、オフィスから飛び降りてくる人間たち
人質を取るやつもいれば、献上品で機嫌を取ろうとするやつもいる
タンクトップについたケチャップ、タネも仕掛けもない
そこにやってくる空飛ぶ円盤、これって何色だったらいいと思う?
それが未来の原始的構想
先史時代のモルモット用のVRシミュレーション
時空を超えて、ダ・ヴィンチは初めてドローンを飛ばす
ベートーヴェンの初めてのモーグ・シンセサイザー、ベルの初めての使い捨て携帯
84年当時と同じ眼鏡をかけるエイス
その首には隣の国からやってきた古代の水晶がぶら下がる
俺は年を取ったから、あの世を回ってきて、また若さを取り戻した
別の種類の飢えが来る、電源に差し込んでくれ
俺はそいつらを醜く泣かせて、家に電話させて
泥を蹴らせる、本能として俺が知ってるものはそれだけ
友よ、俺は願う
お前が必要なものを見つけて、なるべき姿になれるように
友よ、俺は願う
お前が言いたいことを言って、その洗脳が解けますように
俺は黙示録の第五の騎士、トムでもありジェリーでもある
どん底に落ちる方法も、遺体が埋められる場所も知ってる
そこで優しくしてくれるのはゴブリンで、お前の有り金を一銭も余さず飲み込む
そのあと、振り子が止まったらポケットを確認しとけ
そのあと、自分の墓を掘って、もう一回確認しとけ
そのあと、また墓を掘り返せ、家賃と交換できる銀の詰め物があるから
ずっと匿名だった俺は、セットの小道具みたいだ
自分の棺桶の扉を叩き始めそう、まだ死んでもないのに
ステンドグラスになったフロントガラス、この区画はまるで聖域
天使のように白い光、歩行者は福音を授かる
ヴァンゲリスの曲が流れると、荒くれ者は去っていく
サンスクリット語にドロップシャドウをかける長い夜
早く去れ、俺とお前とシヴァはシヴァの仕事をするんだから
お前の気難しい指導者に護衛はいらない、いないいないばあっ!
「よろしい」なんて許可はいらない、お前の最高点はもう通り過ぎてるから
お前のキッチンで、俺はお前の友達やお前のママと一緒に赤ちゃんの写真を見てる
学校の初日、ハロウィンのピカチュウ
サマーキャンプのタレントショー、サンタさんの膝に乗って撮った写真
俺たちはジャスミンティーだけで一時間はしゃいでた
感謝祭は家族と過ごすの?と彼女に訊かれた
2006年に使ってた J・フィッシュの灰皿は、金継ぎで直して
まだ灰と、たまに噛み終わったジューシーフルーツのガムを受け止めてる
これも全部スクービー・ドゥーから学んだものだ
友よ、俺は願う
お前が必要なものを見つけて、なるべき姿になれるように
友よ、俺は願う
お前が言いたいことを言って、その洗脳が解けますように
歌詞

